2012年8月17日金曜日

【PF】kingmaker 第8回【ネタバレ】


Kingmaker第8回。
公式シナリオなので超ネタバレ。
Kingmakerで遊ぶ予定の人は読まないことをおすすめ。


領主 :アルティン=ゲール男爵
評議員 :”オレグの妻”スヴェタナ(NPC)
 将軍 :”一回堕ちた”アキロス(NPC)
外交官 :”筋肉外交官”アイリス
大神官 :”エラスティルの神官”カヴケン (NPC)
宮廷魔術師:”デズナの神官”マーティン
執行官 :”何でも食べる”マルルイス
処刑官:”アホの子”オークス(NPC)
諜報長官:”キルマーク製造器”リルカ
財務大臣:”商人”オレグ(NPC)
守備隊長:”ファランクス兵(でも一人きり)”ジュゼッペ



ついに新年を迎えたシュリークウォール。
厳冬のブレヴォイの町ですが、現行ルールで寒冷ルール適用してもプレイがだるくなるばっかりっぽいのでブレヴォイには演出以外の雪は降らないし、河や湖も凍らないことにことになりました*1w




4709年アーバダーの月(1月)1日 

まあ、新年くらいは休んでみんなで祝おう、ということで、城にて新年会。
こないだ狩った大イノシシのハムとかソーセージを振る舞い、酒蔵を開いて町民に振る舞う。
まだ人口の少ない、貧しい町ではあるが、新興の機運に満ちた町民たちは大いにのみ、食い、歌い、踊って新年を祝った。

ゲーム上はなんの変化もないけどね。気分気分。
こういうのやるための建国キャンペーンだと思うし。


4709年アーバダーの月3~4日
先月、”沼の魔女”ベルダーム*2に〈製作〉を依頼していた魔力付与した武器やアイテムを受け取りに。
例によってカカシやカラスがじーーーっと見つめてくるのは変わらないが、ベルダーム自身は友好的にPCを迎えてくれる。

ベルダーム「ケッヒヒヒ、毎度ありぃ!」

……いや、全身緑色だし鼻は尖って曲がってるし口は悪いし笑い声も妖怪みたいだけど、いい人ですよ、ええ。……少なくともイビルではない的な意味で。

その後、タスクウォーター(湖)西側の森を探索すると、森のなかの窪地で大きなライオンを見かける。

マルルイス「こんな寒い森なのにライオン?ライオンナンデ?」。
GM「まあ、シナリオに書いてあるからね!w そしてその大きなライオンに見とれていると、背後に隠れていた老人がダガーを投げつけてきた! 命中! 急所攻撃入れて……22点と頑健セーヴ!
マルルイス「ギャー! 毒かよ! ヒデエ!」
老人「ヒャッハー! 命中! 100ポイント! ……って、あれ? 生きてる?」

ということで、問答無用にダイアライオン2頭+謎の老人との戦闘に。
どこかボッケンに似た老人は奇声を上げながら、いかにも楽しそうな様子で毒の塗られたダガーを投げつけてくる。
しかし、ダイアライオンの突撃からのひっかきも、防御型に特化したアルティンとジュゼッペにはほとんど通じない。
ダイアライオンの組み付きにやや手こずりつつも1匹ずつ順当に倒し、ついには老人をも斬る。

アルティン「ふぅ……いったい何なんだこのじじいは?」
リルカ「……噂のボッケンの弟さんじゃないのコレ?」

そういえば、先日町の噂で「森におかしなじじいが住んでて近づくものを皆殺しにしている」とか何とか。

アルティン「アレ? でも、ネコを連れてるって聞いてたけど……」
マーティン「ああ、そういえば、爺さん、ライオンのことネコって呼んでましたね」

どないやねん。

ともかく、ボッケンと知らぬ仲でもない。金目のもの形見になるものでも、と死体をあさってみる。

GM「じゃあ、着てる革鎧がディテクト・マジックで光ります。レザー+1だね。人革製だけど。はっきり人の手の皮とわかるように革を切り出して肩当てにしてたり、かなり手が込んでるよ」
全員「…………」
GM「持ってく?」
アルティン「パラディン的に、ここで燃やしますw」


4709年アーバダーの月5日

タスクウオーターの南側に小さな島-キャンドルメア島を発見する。
アイリスの〈知識〉により、小さな島には古代の遺跡がたくさんあること、ウィスプがやたらいて、住むものも近寄るものもいないこと、夜には島の中央にある塔の回りを巡るようにウィスプが飛び交い、それがろうそくのように見えることから島の名がついたことなどがわかる。

GM「あ、シナリオには”10分に1回ウィスプが飛んでくる”って書いてある。ヤバイ楽しい」
アルティン「全速力でこの場を立ち去ります」

まあ、経験値にはなるけど、馬を焼かれるのもウザいしねえ。


4709年アーバダーの月6日 

キャンドルメアの西、川とタスクウォーターが交わるあたりに広がる沼沢地に小さな島があり、木の柵に囲われた中に泥でできた住居がいくつか並んでいた。
PCの接近に気づいたらしい住居から、盾と剣や槍で武装したリザードフォークたちが、じりじりと近づいてくる。みなガタイがよく、鳥の羽や飾り石で全身を飾っており手強そう。

アルティン「河の民よ、汝に神の祝福を! 敵意はない! 武器を降ろされよ!」

剣から手を離し、両手を挙げてみせるアルティン。
他のPCもそれに従う。

リザードフォーク「……なんだ、人間か。こんなところに何のようだ!」

リザードフォークの中でもひときわ大きい1体はヴァスケット王と名乗った。
最近現れるようになったトロルに手を焼いており、警戒態勢に入っていたのだという。

ヴァスケット王「トロルなど儂の槍にかかれば! ……といいたいところだが、あいつら数で来よるでな。警戒しとったところでお前らがやってきたというわけだ」
アルティン「ふむ……王よ、実は私はこの辺の統治を任された男爵なのだが、それでは我らとともにトロルと闘わぬか? 森の奥にはトロルの巣があって、我々はこれからそこを叩きにいくつもりなのだが、あなた方がこのあたりでトロルの目を引きつけてくれると助かる」
ヴァスケット王「おまえらが、トロルを? バカを言え! 儂でさえ殺すのがやっとというに、おまえらみたいな小さいものが行っても仕方なかろう!」
アルティン「ふふふ」
ヴァスケット王「ふん、まあよい。やってみるがいい。うまくやりおおせた暁には、褒美にわしの娘を嫁にくれてやるわい」
アルティン「…………」
ヴァスケット王「いま、ちょうど年頃の娘がおる。鱗の色も濃く、婚姻色も鮮やかな美しいメスだぞ!
アルティン「…………いや、あの……」
他のPC「いいじゃん! もらっとけよ! 統治ルール的にも男爵夫人ほしかったし!
アルティン「うるせえ! ……ホラ、あのー……私には婚約者がいてですね……」
ヴァスケット王「うむ、そういうこともあろう。娘は儂の6番目の妻の子だから、気にせずともよいぞ」
アルティン「…………」

ヴァスケット王「まあ、おまえは男爵だというから王女とは身分が釣り合わぬかもしれぬが、儂は寛大な王だ。そんな身分の差など気にせずともよい」
アルティン「…………」


その後、タスクウォーター周辺を巡ってヒルジャイアントにいきなり石を投げつけられた*3り、ワンダリングモンスターでまたシャンブリングマウンドを引き当ててみたり、キノコを探して群生地に入ってみたら超大型のテンドロキュロス*4に奇襲されて飲み込まれかけてみたりとけっこうな濃度でエンカウントしながらも死者一人なく帰還する。……ちっ。


4709年アーバダーの月下旬

お楽しみ政治フェイズ。
北方への街道をさらに延ばす。オレグの店のある街道まであと一歩だ。
ついでに道沿いに農場を開拓、入植者を募って入れる。

着々と大型化していく街を見つつ以下次号!



*1:だってガチでブレヴォイの気候再現したら移動力1/4になるわ、河や湖は凍り付いて冬のロシア騎兵よろしくトロールたちが攻め込んできそうだわ、ハ虫類系部族はみんな冬眠しちゃうわでろくでもないことが起こりそうなんですもの。一応Frostbarn(3.5e)とかひっくり返したりもしたんだけどねえ。
*2:このキャンペーンでは街が成長するまでマジックアイテムを買える場所までけっこうな日数がかかるため、NPCデータをちょっと変えてマジックアイテム製作屋として働いてもらうことに。
*3:ちなみにマーティンのホールドパーソン1発で無力化。誰だよ巨人にパーソン属性OKにしたヤツ! その後、2R目に再セーヴで振り切ることに成功した直後、リルカにまどろみ食らって即とどめの一撃で葬られました。まどろみの方が再セーヴできないとかDCが高いとか、凶悪度が高いってのはどういうことだ。
*4:でっけえ食肉性植物。メイン攻撃の触手が麻痺持ってる。鬼。ジュゼッペが麻痺って飲み込まれかけたが、アルティンの悪を撃つ一撃とマルルイスの急所攻撃により阻止される。ちっ、悪属性でさえなければ、2人くらい食えたものを……。

1 件のコメント:

BIBLE さんのコメント...

レポお疲れ様です。
>アルティンの悪を撃つ一撃とマルルイスの急所攻撃により阻止される。ちっ、悪属性でさえなければ、2人くらい食えたものを……。

ですが、TendriculosはNなので、悪属性ではないはずです。こちら変更されておられたのでしょうか。