2008年2月27日水曜日

Dragonborn (2)

こないだの続き。

ドラゴンボーンたちの生態とか生活とか。

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ドラゴンボーンの外見は「人型の竜」というのがわかりやすいだろう。
体は金や青銅色の美しいウロコに覆われ、身の丈6.5ft、250ポンド近い巨漢が多い。鼻面は緩やかに突き出し、がっしり下あごと、耳からホホにかけて飾りひれが突き出している。手足は太くがっしりと、手足の先にはしっかりしたかぎ爪が備わっている。

彼らは卵生で、生まれて最初の数ヶ月を卵の状態で過ごす。しかしひとたび孵化すれば、わずか数時間で歩き出し、3月ほどで話をすることも可能となる。3才にもなれば人間でいう10歳児くらいには成長し、12才でほぼ成体変わらぬ体格となって、15才には成人したとみなされる。寿命は人間と同じく70才程度だが、大半のドラゴンボーンは寿命を迎える前に戦場で名誉ある死を迎える。

ドラゴンと同じく、ドラゴンボーンたちは精霊の力をその身に秘めている。成長したドラゴンボーンはその力をブレスとして発現できるようになる。また、一部の強力な種族のものは皮膜でできた翼まで備えている。

彼らは世界に自らの進む道を切り開いて生きているが、その多くは仲間と与するための時間をほとんど使わない。彼らは自分の親には強い親族意識を示すものの、長い時を共に過ごし、共に旅をしたり、同じところに住む”仲間たち(Clan)”とは別物だと考えている。
例えば、あるドラゴンボーンのClanはエリート兵を擁する小さな傭兵団だったり、他種族の君主に侍る親衛隊やチャンピオンである場合もある。典型的なドラゴンボーンのClanは20~50人くらいで構成され、互いにいとこやまたいとこである場合が多い。
通常は最古参の経験深いものがClan Masterとなる。Clanは平時にはその意思決定を討論とコンセンサスにより行っているが、危難が迫っている時にはクランマスターの言葉に従うのである。

彼らの結婚は古いつながりのあるClan間で行われる。結婚した男女が生活を共にする時間は短く、子供が生まれるまでの3年の間に、互いに別の道を歩むようになることが多い。片親が生まれてくる子の面倒を見るのである。よって、彼らの家庭は小さい:片親と一人子で、旅をしているか、働いているか、子供から一人前のドラゴンボーンになるための勉強を遊びから学んでいるかといった感じだ。
14,5歳で親離れする事が多く、親子は互いに強い愛情で結ばれているにもかかわらず、その後は個別に過ごす。

彼らはこのように、自分たちの町や社会を持っていないが、にも関わらず彼らは未だに失われた彼らの帝国の伝統や文化を受け継いでいる。親は子にドラゴンボーンたちの古代からの歩みを、自分たちの祖先の名を、そして名誉がどんなに重要な意味を持つかを伝える。
こうして彼らは無数の神話と寓話を学び、そしてそれは後代へと受け継がれていく。
かれらはこうした話をしたり、情景を描いたりするのを好む傾向がある。
そして、こうした物語は新たなるドラゴンボーンの英雄を作り出していくのだ。
そして、別種族の仲間たちにこうした話を披瀝するのは、彼らにとり、その仲間たちを尊重している、という兆しであると言える。なぜなら、そういう話をするということは、相手がその話から大切な部分を学び取ることができる、とみなされたということだからだ。

彼らは他種族からは一般に傲慢で、怒りっぽい種族であるとみなされている。しかし一方で、彼らは自らの名誉のためであれば死をも厭わぬものたちであることも知っている。彼らは技術と成果に向けられるあらゆる努力に価値を見いだし、失敗を恥じ、物事を諦めることなく続けるものたちであることを知っている。そう、彼らは、名誉と技芸、そして決意を----それが敵のものであっても----多いに尊重するのである。
ドラゴンボーンたちは彼らの名誉を満たすものを求めて冒険し、声望を勝ち取り、次代に語り継がれるような英傑になることを夢見て冒険を続ける。並はずれた行いがもたらす、語り継がれる栄光、偉業、そして選ばれしものからの召命----それこそが、ドラゴンボーンたちの夢なのである。

 より。

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なんかこう「孤高にして気難しい、名誉を重んじる種族」って聞くとわしら的には「サムライっぽいパーソナリティなんじゃろか?」なんて思っちゃいますなあ。傭兵ばっかりとかClanを組んでるとかってのも含めて。
親と子がマンツーマンで口伝で伝統を継いでいくってのも面白いね。
スカンジナビアとかあの辺の戦士っぽいイメージでもありますな。


本文を見るにどうもゴールドとブロンズしかおらんのかのう>ドラゴンボーン
イラストにはカッパーっぽいのとか居るんだけどね。
あと「悪い竜に与した」連中もいるはずなんで、こいつらはクロマティックなんじゃねーかなーとか予想。
いや知らんけど。

しかし、体がでかくて(たぶん)ウロコがあって、呪文力も(たぶん)高くて、おまけにブレスや翼あり、となると他の種族使う気にならなくなりそうだのう。

いやまあ、Clanプレイとか楽しそうだけどな。

にしても、4eではレベル調整値とかの概念なくすって話だけんど、こんだけの強力種族、どうやってバランス調整するんじゃろか。
昔ながらの「次レベルに上がる経験値が変わります」方式だったりするんじゃろか。



・・・・・・コーデルあたりに素で「え?調整? しないよ? なんで?」とかいわれそうで怖い(笑)。

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

4eはレベルごとに得られる能力で調整します。
最初はあまりぱっとしないんじゃないでしょうかねえ。

いしかわ さんのコメント...

なるほどー。

・・・1レベル時は外皮+1だけとかって言われたら泣けるなぁ(笑)。

でもレベル上がると肉体攻撃が噛み付き・爪・しっぽくらいまでできそうで楽しみ。

そしてモンクいなくなっててションボリ。

匿名 さんのコメント...

ドラゴンつながりじゃないですが
コボルドのデータがEN Worldに出てます。
Mob Attackが楽しそう。

いしかわ さんのコメント...

ほー。

モンスターとPCデータは分ける、てなことが言われてましたが、こんな感じで能力の表現変わっていくんですかいのう。

匿名 さんのコメント...

ああ、でも逆に「爪攻撃とかいらんからレングスもっと伸ばしてよ!」とかい感じに器用貧乏になりそうな気もします(笑)>ドラゴンボーン

いやまあ飛べるのはやっぱり強いと思うけど。

いしかわ さんのコメント...

あー、あるある。>器用貧乏
結局3eのハーフドラゴンみたいな「微妙な感じ」になるんじゃねーのかなーとか思わんでもないねえ。


そしてnatural flyの強さがわかるようになったら君も一人前のエロプレイヤーだ(笑)。まあ竜と同じだと機動性が「貧弱」だろうからしんどそうだけどね。