Dungeon Denizens Revisited
PFクロニクル、つまりは3.5e書式でモンスターの解説が書かれているこの本は、薄っぺらいにもかかわらずわれわれメィニアのハートにずどんと突き刺さるステキ要素を満載している。
この本にはブレイ、クローカー、ゼラチンキューブ、ミミック、オチュー、オウルベア、パープルワーム、ローパー、ラストモンスター、シャンブリングマウンドが掲載されている。
そう、いわゆるD&D固有モンスターが載ってるこの本は、上記の各クリーチャーのゆかいな生態を存分に解説してくれている。
たとえばゼラチナスキューブ。彼らは単細胞生物であり、酸性の原形質で粘液を分泌しながら移動する。ために、彼らは垂直な縦穴を上ることができず、アルカリによってダメージを受ける(そして「ウーズハント用アイテム集」が用意されている。アルカリフラスコとかアルカリ塩とか。意外なところだとソルベングルーを掛けるとすぐさま原形質と混じり合い、永続的にスロー掛けたのと同じ効果が出るとか)。
たとえばオチュー。彼らは臭いで会話ができる。
腐った魚の臭いは「危険が迫っている」、古いワインの臭いは「やられた、助けてくれ」なんて具合に。
#標準的なオチューは【知】5,【判】12を持つことをゆめゆめ忘れてはならない
例えばパープルワーム。
彼らがいかにして岩を掘り進み、通過したあとにどんな痕を残すか、君は知っているだろうか?
イラストも超イカス。
チョーカーが集まって神像に祈りを捧げてたり、ラストモンスターがドルイドにけしかけられてアイアンゴーレム襲ってたり。
さらに、上記各クリーチャーの強化バージョン(ハリネズミみたいに棘だらけのブレイ、ウンザリ系の特殊能力持ったミミック、攻城兵器として調教されたオウルベア、”錆の王”ラストロード(体内のミネラルを破壊するBloodrust能力は接触で1d4【耐】ダメージを与える!)などなど。
掲載アイテムも「ラストモンスターの触覚製ウィップ」(当然非魔法金属を瞬時に破壊する!)やブレイの鱗から作った盾などイカスものばかり。
いいから買っとけ! マジで!
そういやこっちもなかなか良かった。
ドラゴンの色別の性格とか生態、行動なんかがきっちり記されていて、3.5e版のドラコノミコンにも負けないくらい読み応えがある一冊。
ブラックドラゴンのとことか超楽しい。
こっちも買っとけ!
あ、ドラゴンランスつばさ文庫版、無事発売されてるようです。
たくさん売れて、ダークエルフ物語なんかも訳されるようになるといいねぇ。
大分混成TRPG-Convention 229のお知らせ(2024年12月1日開催)
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大分混成TRPG-Convention 229
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ホルトホール410号会議室
2024年12月の大分混成TRPG-Convention案内です。
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2 時間前
3 件のコメント:
>Dungeon Denizens Revisited
残念です。
日本語じゃないことがとても残念でなりません!
イラストの出来がいいので読めなくてもいけるよ!いけるよ!
まーでも、真面目な話英語って読み続けてるとなんとなく読めるようになってくるんで、これに限らずなんでもいいから1冊買ってみて、1日半ページずつでも読み進めてみるといいかもー。
私も100%意味取れてるわけではないですが、拾い読み程度でも十分面白いですよー。
アルカリか。酸耐性とか酸ブレスは有ってもアルカリブレスとか耐性って無いですね、そういえば。
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