2010年11月27日土曜日

Ultimate Magic Playtest2

ということでプレイテスト2が発表されております。
こっから無料ダウンロード可能。
http://paizo.com/store/downloads/pathfinder/pathfinderRPG/v5748btpy8hvu

今回は新システム「Words of Power」(言霊、とでも訳せばいいのかな?)の紹介です。
呪文を「距離・範囲」とか「効果」とかのいくつかの要素に切り分け、それぞれにポイントを付けて組み合わせて呪文にする、といったルールで、AD&Dとかにあったオプションルールっぽいカンジ。PCの術者レベルが上がるとより高ポイントの呪文が作れ、かつ使えるキーワードを増やすことができるようになる、というカンジのルール。

国産だと……アシュラ・ファンタジーで似たようなの無かったっけ?
【誰も知りません】


とか言ってたら長月圭さんが速攻で訳して投稿してくれたよ!
読んどけ! 
at 本家


ぱっと見、今までの呪文と大差ない(火が電気になってるとかのマイナーチェンジ程度)呪文が使用できるっぽいけど、きっとエロい人達がえげつない呪文を作るんだろうなあ、とかw

実のところ、特殊な効果がほとんど含まれてないんで、「強い」呪文は作れるけど「便利な」呪文は難しそうな印象。
例えばいまのところ飛行する呪文なんかは作れない。むろんグリースとかグリッターダストもない。けど、ファイヤーボールっぽい呪文はかなりバリエーション豊かに作れる(範囲拡げたり、ライン状にしたりetc)。
ウィザードとかは結局準備した呪文しか使えないしね。
ちなみにソーサラーとかはその場で呪文作って使えるんで可能性は感じるけどけど、実プレイ上あんまり時間かかると迷惑だよなー。とか思わないでもない。

ただ、ざっと見た限り「今までの呪文とまったく違う呪文を!」って感じではないので、かかる手間のわりに……といった感じになるような気も。
もっとワードの種類が増えて、変な効果(笑)がたくさん入ったらかなり面白くなるかも。

3 件のコメント:

n_al さんのコメント...

 アシュラファンタジー(というか阿修羅システムですか)ですか懐かしいですね。
 あれも原型はD&Dでダンバインのキャンペーンだったそうです。

 メーカーとしてはデザイナーの人が他に移ってTRPG展開は終わってますけど、範囲や持続時間の拡大などの呪文技能(基礎能力のレベル)、バリエーション(個々の魔法)、補助魔法(魔法に魔法をぶつけるなど、呪文の技)をやるなど今でも(MMOは失敗しましたが)一線級です。

 ただし、どんなに版を上げてもシステムバランスが破壊力の魔法をPCが使うと、2発程度で打ち止めというMPが全く追いつかず、事実上根本的な上昇がないんですよ。

 結果として通常人間の倍以上のMPを持つモンスターの方が、PCよりコンスタンスに魔法戦で強いというプレイヤーにフラストレーションがたまるシステムでもあります。

 まあ、日本ではレベルが上がるに従い魔法が使いやすくなって、様々な要素を付与するのはソードワールドの方が先行していたと思いますけど。

朋 さんのコメント...

面白そうなルールですね。
ただ、戦闘呪文だけなら強力な呪文ができるだけなのでそれほど気になりませんが、非戦闘呪文もこのルールが使えるようになるとシナリオ崩壊の香りがぷんぷんとw
かといって非戦闘呪文が使えないウィザードやソーサラーでは出番少ないし、難しいところですね。

自作呪文というとセブンフォートレスの初版とかありましたね。理系人間ばっかりのサークルだったので徹底的に計算したら最適化されてつまらなくなってしまったような。
(うろ覚えですが呪文の永久機関ができてしまったような)
自由度が高すぎると使いにくいがうまく決まれば強いというようなことがなくなって、かえって面白みがなくなることも。

かわうそだったもの さんのコメント...

阿修羅ファンタジーと聞いて!
(やる機会はなかったけど退魔戦記は数回)

旧版は持ってない(平成16年にでたやつは持ってます)ので確認は取れませんが、思わずコメントしてしまったです。

阿修羅systemにもD&Dの呪文修正特技に似た、補助魔術ぐらいはありました。数は少ないけど。