2008年9月27日土曜日

【DDM】森の遮蔽とか

DDMやってると遮蔽とか視線とかが取ってるか否かの確認がスゲエ重要になるってのはご存じの通り。
ということで、まずは遮蔽の有無についておさらいしてみよう。
日本語版ルールより抜粋・引用。

[遮蔽]
目標クリーチャーが遮蔽を得ているかどうかを判定するには攻撃者のマス目と目標の接敵面のあいだに想像上の直線を引いてみる。
直線が壁やその他の遮蔽を提供する事物(のマス目)に触れたり通過していなければ、その直線は「遮られていない」。
遮蔽を得たクリーチャーを攻撃する際には命中に-2のペナルティを受ける。

ということで、マス目の4つ角同士で直線を引き、それが遮られてるかどうかで遮蔽の有無を決めるということだ。
ちなみにDDM2.0/D&D4eになってから
 ・仲間は遮蔽を提供しない。
 ・敵は遠隔攻撃に対して遮蔽を提供する
という変更を受けているので注意。

で、逆に言えばどっかの角vsどっかの角で一本でも遮られずに線が引ければ視線は通るってことになる。

でも「通ってるかどうか良くわかんねえ!」みたいな状況になる場合も多いよね?

そこでWotC Victory Pointより、森なんかの遮蔽の扱いについて。
見えてんだか見えてないんだか良くわかんねえよ! てなことの多い遮蔽についての解説記事を抄訳しつつ適当に補足説明ぶっ込んでみた。

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視線が通ってるか否かを決めるのはゲームにとって重要なポイントである。
君のキャラが敵を見えているか否かを判断するには、君のキャラの居るマス目の角と、視線が通ってるかどうか確認したい相手の角とのあいだに線を引く。この線が目標の居るマス目の角に触れるか、角に向けて線が引ける----時にこれは目標のスペースを通る形になることもあるだろう----かしたとき、視線は通っていると判断される。

視線を遮る地形はいくつかあるが、中でも典型的なのは森だろう。多くの場合、両者が森の中に入っていない限り、森は視線に関して壁と同じように扱う。
視線がある森のマス目の2つの辺を通過するなら、その視線は森によって遮られているとみなす。
当然のことながらマス目の角は2辺の交点であるから、森に角が触れているなら、そちらの方向を通過してくる視線は遮られる。

一点、重要な注意点がある。森の中に居るクリーチャーからの視線を判定する際、視線の起点となる角は森のマス目の一辺にしか接していないとみなす点である。
(視線は1つの角からスタートするわけではなく、遮蔽の決定についてもそれは同様である。)
森と壁の違いは、森なら中に立つことができるという点である。
以下に、森での視線の判定例を示そう。



上の図の場合、二者のあいだに視線は通っていない
森の角や辺に止められずに視線を引くことができないからである。




この場合は両者に視線が通っている
角は一辺としてしかカウントしないので、視線を遮るものはない。
#ただし他の角は2辺を通過するため、遮蔽は提供される。


この場合、両者のあいだに視線は通っていない
どの角からも森のマス目の2辺を通過せずに線を引くことはできないからである。





この例ではElf ArcherはWarforged Infiltratorに視線が通っている
エルフのマスの左上の角を起点とすれば、2つの辺を通らずにウォーフォージまでの直線を引くことができるからである(依然として遮蔽は入っていることに注意)。
しかし、逆のケースでは視線は通っていない。ウォーフォージの居るマス目のどの角から引かれた線も森のマスの角に阻まれている(上記したように、角は2つの辺の交点である点に注意;1辺とみなすのは起点としたときの特例である)。
このときエルフがウォーフォージドを攻撃したら、エルフは戦術的優位を得る。ウォーフォージにはエルフが見えていない、つまりエルフは不可視状態にあるからである。

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こなかじ。

ちなみに隣接しちゃえば森の中だろうがなんだろうが視線は通るからねー。
遮蔽は入るけど。

あ、確認してみたら2.0になって「近接攻撃に対する遮蔽は機会攻撃を防がない」とあるので、遮蔽があろうが無かろうが隣接した敵に飛び道具撃ったりシフトとか使わずに逃げたりすると一発殴られるっぽい。日本語ルールp20参照。

なんか、ビミョーなところが変わってるのな>2.0、4e

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