2008年10月9日木曜日

【PF】Classic Monsters Revised

Classic Monsters Revisedより、本文に付記されているコラムがスゲエイカスので面白かったのを適当に訳してみたり。


■バグベアの傷 Bugbear Scars
バグベアは家族を持たず、彼らの行いを記憶する子を育てることもしない。かわりに彼らは彼らの生きた証を肌に荒々しく刻み込む----自分で肌に刻みつけるのだ。この傷はにわかに判別し難いものだが、バグベア同士には何が刻まれているかが容易にわかる。バグベアは仲間を選ぶ際に”大物狩り”を記録した傷や、古き時代を生き抜いた荒々しい狩人----誉れある父祖の血を引くものであることが確かなものを選ぶのである。

■典型的なゴブリンの散漫行動 Typical Goblin Distractions
ゴブリン達は集中力に欠け、集中したり何かに注目したりといったことが---戦闘中でさえ---できないことで悪名高い。よって戦闘のさなかでも、常にベストの行動を選択するわけではない---それらの行動は時として機会攻撃を招くようなものでさえあるのだ。ゴブリン達は通常のルール通り彼らのターンを行動に費やすことができるが、以下のような奇妙な行動を取る場合もある。
以下に示すのはそうした行動の例である。

・地面からまるまる太ったミミズを掘り出し、フーフーと泥を吹き払ったあと、それをポケットにしまうか、あるいはすぐに食べる。
・他のゴブリンの不幸を見て、1ラウンドをかけて笑い続ける。
・明確に力の強そうな相手に対し、グラップルを挑む。
・敵が方向感覚を失って攻撃を失敗するように、敵の周りをぐるぐると駆け回る。
・他のゴブリンのポケットから何かを盗み出そうとするか、耳をかじろうとする。
・武器を落としたかと思うと、猛烈な勢いで背中を掻きはじめる。
・痰のかたまりを適当なところにはき出し、他のゴブリンにそれを自慢する。

■コボルドのスラング Kobold Slang
 ※訳語は適当
ヒゲ Beards:ドワーフたち
大足 Bigfeets:中型~大型の人型生物
黒目 Blackeye:非ハ虫類型種族全般、特に人型生物
卵食い Eggsucker:(ひどい侮辱の言葉)
耳と矢 Ears and Arrows:エルフ
ごちんごちん Fight-Fight:不意討ち、逃走
金狂い Goldfever:強欲、あるいはものすごい強がり
グッドグッド Good-Good:暖かい、あるいは感謝の意
濡れヒナ hatchwit:若い、緑の、経験のない
母なる卵よ!/かあちゃん! Mother-egg!:警戒や恐怖の表現
赤はらわた Redgut:空腹。「俺、赤はらわたね! Me have redgut!」
走る走る run-run:逃走
ギラリギラリ Shiny-Shiny:何らかの宝
遅い牙 Slow fang:わな
臭い豚鼻 Snout-stink:オーク
臭い臭い Stink-stink:死体、時に毒
お日さま肉 Sunmeat:ほ乳類、または餌食
ホントのホントのお方 True-Trueblood:ドラゴン

■トロルの卜占者 Troll Augurs
ゴラリオン世界のトロルはUrxehlという名のグレーターデーモンを信奉している。かのデーモンは世界を苦痛で満たすべくトロルを世に送り出したと信じられている。Urxehlがトロルに再生能力を与えたのも、Urxehlの試練を生き残り、かのデーモンロードの苦痛に満ちた信仰を生き延びるためであるという。時として、Urxehlは彼の信徒らにGift of Sightを与える。力を得たものは”卜占者argur”と呼ばれ、互いに集まってKaer MagaやVudraの東のVile fortressのような居留地を襲う。彼らは自らの腹を引き裂き、はらわたを引きずり出す----彼らは打ち震えるはらわたから未来を占うのだ。また、卜占者には火も酸も効かないという噂もあるが、その真偽を確かめようとするものはいない。

 Gift of Sight
トロルは時に彼らの魔神Urxehlより、限定的ながら未来を見る力を得る。
前提条件:トロル、Urxehlの信者である
利点:あなたは自分の腹を切り開き、内臓を引きずり出すことで未来を占うことができる。この行動は全ラウンドアクションであり、6d6のダメージとなる。HDと同じ術者レベルでDivination呪文を使用したものとして機能する。この能力は1日に1回までしか使用できない。


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