本人不在の牧場物語22回

そういや先月は出張でお休みしてたですが、備前屋さんがレポート書いてくれたので無断転載。
援軍に来てくれたデロームさんがいろいろ下品だったそうで、ああ平常運行ですねｗ
フールとあわせてかなりのアレな事態になってたようで。


なんか妙にテンションの高いっつーかダメな児童文学っぽいジョバンニ坊ちゃんをどうぞｗ

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

やぁ！ぼくはジョバンニ。凪が浦の次期領主なんだ。
今、頼れる仲間と一緒に、父上の命令で武者修行の旅をしているんだよ。

長い旅を終えて久しぶりに町に帰ってきたので、「まほうなんてやめるんだー」って町のみんなに挨拶していると、なにやら様子がおかしいんだ。
心配になって話を聞いてみたら、開拓地で漁師さんが何人もさらわれちゃってて、人さらいが僕あてにデロリアンちゃんって歌手の復活コンサートの招待状を置いていったんだって。

デロリアンちゃん、って誰だろうって考えちゃったけど、頼れる親友のフールが「前に戦った海賊団の歌姫だよ」って教えてくれた。

って、あれ？ひょっとして、これって罠！？




でも、たとえ罠でも罪のない人たちをいじめるのは許せない！
ぼくたちは早速人さらいをこらしめるために指定された場所に出発することにしたんだ。



その場所は入り江のある小さな島で、入り江には沢山の海賊船が泊まっていた。やっぱり罠だったみたいだ。

海賊船のマストの上で、1匹のハーピーが海賊たちに呼びかけてる。あれがデロリアンちゃんか。確かに前に会ったことがあるなあ。可愛い子だったけど、罪のない人たちをいじめてたからお仕置きしたんだっけ。
それともう1人、別のハーピーがいる。今回手助けをしてくれた「いるめいたー」という神様の異端審問官、アブドロスは、「あれはハーピーじゃないよ。きっとデーモンだ。」って言うんだけど、僕にはやっぱりハーピーにしか見えない。
あいつ、僕が北にいたオーク達にいかにひどい事をしたか、って嘘ばかり言ってる。ひどいなあ。悪さをしていたのはオーク達の方じゃないか。ぼくはちょっとこらしめてやっただけなのに。
でも、あいつはそれを逆恨みしてこんなところまで来たに違いない。そう考えると、あやっぱりれはオーク達に味方していたデーモンなんだろう。

デロリアンちゃんはそのままライブを始めたので、僕たちはその隙に復活コンサート会場に忍び込むことにした。きっと漁師さんたちが捕まっているに違いない。

復活コンサート会場は川の流れる洞窟で、どうやらその奥にステージがあるみたい。
入ってすぐのところでドラゴンイール（どうやら守衛さんだったみたい）に襲われて、フリーダが死にそうになったけど、フールが呼び出した大きなワニさんといっしょにこらしめてやったらおとなしくなった。

その先は分かれ道になっていたんだけど、太い道の先からはステージを作っているような音が聞こえてきたので、とりあえず反対側、細い方の道を進む事にした。
先にはメロウがいたのでちょっと懲らしめてやったんだけど、その先でついに捕まっていた漁師さんたちを見つけたんだ。
でも、漁師さんたちってば「来ちゃ駄目だよ」ってゼスチャーしてる。なんでだろう、って思ったんだけど、眼の良いドーマルが、何かが透明になって隠れてるって教えてくれた。なぁんだ、そういうことだったんだ。

隠れていたのはババウだった。こいつらに攻撃すると、武器が溶けちゃうから嫌いなんだよなあ。
でも、フールが呼び出したアケイライっていうおっきな鳥さんが出した黒い雲につつまれたら、ババウはなんだかおかしくなっちゃって、わけのわからない事をつぶやきだしたんだ。だから僕はそのままなにもしないで、ドーマルの弓とかアブドロスの超音波攻撃とかでこらしめてもらった。

漁師さんたちを助けたのは良いけど、この洞窟にはまだ悪い奴がいっぱいいる。だから、漁師さんたちにはフールの魔法でちょっと隠れてもらって、僕たちはステージの方へ向かったんだ。

そうしたら、そろいのハッピにハチマキをしたメロウたちが一生懸命ステージをつくっていた。僕たちがこらしめてやろうと奥へ進んだら、もう1人、オーガメイジが隠れていて、冷たい魔法で攻撃をしてきた。僕たちはなんとかそれをやりすごして、頑張ってたたかっていたら、オーガメイジが僕に向かって「一緒にデロリアンちゃんを盛り上げようよ！」って言いながらなにか術を使ってきた。でも、デロリアンちゃんは悪いハーピーだから、僕は「ごめんなさい」って断ったんだ。えらいでしょ。

そして僕たちはそのままメロウたちをこらしめたんだけど、何人か池の中に逃げちゃった。ここの池ってそんなに深いのかな？って不思議に思ってたら、フリーダが見に行ってくれるって言ってくれた。ありがとう！
あと、ステージのちょっと高いところに横穴があったんで、こっちは身の軽いドーマルが見にいってくれる事になった。

ちょっと待ってたら、ドーマルがお宝を抱えて帰ってきた。奥にはデロリアンちゃんのお部屋があったんだって。それからすぐにフリーダも帰ってきたんだけど…意識を失ってぷかりと浮かんできたんだ。大変だ！すぐに助けないと！

でも、その後にすぐにメロウたちが池の中からたくさん出てきた。おまけにブレザウも急に現れて僕はまたびっくり。
でも、僕たちはすぐにメロウとブレザウをこらしめて、なんとかフリーダを助ける事が出来たんだ。よかったよかった。

フリーダを助けてから、「これからどうしよう？」って相談をしていたら、入り口の方からデロリアンちゃんたちの声が聞こえてきた。いっけない、のんびりしすぎちゃった！

入り口からやってきたのはデロリアンちゃんとそのお友達のリリトゥさん、そして用心棒のラターキンだった。デロリアンちゃんは空を飛びながら弓を撃ってきたけど、それよりもリリトゥさんの方が悪い奴だってみんながいうから、ラターキンをこらしめた後にみんなでリリトゥさんをこらしめてやった。アブドロスがリリトゥさんの呪文を妨害したりしてくれたので、みんながひどい目にあわずにすんだんだ。（フリーダはリリトゥさんにお願いされてステージの端っこで鎧を脱ぎ始めちゃったんだけど）ありがとう、アブドロス！

そうしたら、デロリアンちゃんが逃げ出しちゃった。でも、ぼくたちはすぐに追いかけて「悪い事をしたらいけないよ」ってこらしめてやったら、デロリアンちゃんはすぐにおとなしくなってくれたんだ。本当に良かった。

その後、みんなはステージの壁にラクガキ（悪いのは全部リリトゥさんだよ、って書いてたみたい）して、助けた漁師さんたちと、かっこいいスワンボートで開拓地の島目指して出航したんだ。めでたしめでたし。

…でも、ぼくはお船の上で、デロリアンちゃんの事を思い出しちゃった。あんなに可愛い子だったのに、どうしてぼくはあんなにイジワルしちゃったんだろう。復活コンサート、邪魔しないであげればよかったかな…
でも、デロリアンちゃんのファンはぼく以外みんな凪が浦の事がキライだったみたいだからなあ…