2011年6月10日金曜日

地獄っつーかアレ 第21回

さて前回。
結構な爆発と水害で盆地丸ごと水の底に沈め、オークの育てていた麦やら食料やらを水浸しにし、かつ結構な数を藻屑と変えてやった。はずだったのだが。

DM「オークかなりの数生きてるよほとんど死んでないね
ジョ「……は?」

なんか城とか高いところにしがみついたりとかで、食料とかはともかく頭数には大きな変化がないんだとか。

ジョ「……そうですか。へー。」
DM「で、彼らは食料がなくなった彼らは食料求めて南下してきます。具体的には城壁に向かって一団となって進んできます」
ジョ「……へー。」
DM「でも彼らも学んだので、君たちの待ち構えるところには雑兵は来ません。」
ジョ「……へー!」




こっちもオークをチャームして情報収集したり、ウォール・オヴ・ストーンで壁を固めたり、フール先生のイェス・ハウンドで正門方面の雑魚兵逃散させたりして抵抗したものの、なんかアイスドレイクが飛んできて壁のこっち側に袋を3つ落としていく。

ジョ「あん? 袋?」

ええ、なかにはリーチ・ウォーカーが詰まってました。
とりあえず「刺突・斬撃武器に完全耐性」「殴打武器DR10 」と分かって激しくやる気なし。しかも近寄ったらつかみ強化から2d4耐久ダメージ+流血4点とかもうね。

バルクライがハンマーを取り出してDRを超える勢いでぶん殴り、かつドーマルが機動戦闘で錬金術師の火をぶつけまくったところに,フール先生がダイアウルフ*1を召喚。戦況がこちらに傾いたあたりで、今度はババウがテレポートしてくる。ババウは出てくるなり手に持ってた袋の中身をあたりにぶちまける。
ジョ「また袋かよ!」
ぶちまけられたのはストーム・エレメンタル。中型の。なんか雷撃ってきたりする奴。
しかし、これまで何回もババウを逃していた我々は一秒も考えずババウに集中攻撃。足払いではったおして全員で殴り殺し、ついでにエレメンタルも抹殺。ヒャッハー!

と、一息つくまもなく、正門の方から引き太鼓が。

ジョ「……門が破られたか……」

城壁が破られ、陣が崩れ、撤退するワーウルフたちに殺到しようとするオークたち。
しかし、破られた壁をふさぐようにフールのクラウドキルが飛び、ついでに何発か範囲呪文がたたき込まれて、オーク兵がひるんだ隙にPCを含む伯爵軍は城内に撤退。
受けたダメージを呪文で回復しつつ、敵軍の追撃に備えていると……
DM「では、敵は城には目もくれず、そのままのろのろと城の前を通り過ぎ、ヒドラを殿にどんどん南下していきます」
ジョ「……は?」

ぽかん、と見ていた我々の上を通り過ぎるドレイクが手紙を落としていく。
そこには「貴様の故郷を焼き払ってやる アナブシア」とのありがたいお言葉が。

いやいやいやいや。
そんなことのために全部族動かすんかい。食料もないのに。
歩きで1月以上かかるぞそれ。

ジョ「伯爵! チャンスです! 追撃の軍を出しましょう!」
伯爵「は? なんで?」
ジョ「……はい?」
伯爵「私は自分の領土は大切だが、他人の領地などどうなっても知らん。いわんや私の窮地を守ることもしなかったロムルスの連中をや」
ジョ「……へー」

何言っても無駄と判断した我々はとりあえずこの危機を伝えるためにロムルスへ向かうことに。
したら、なんかこないだの一件から妙に我々に同情的な伯爵夫人が「ヤヌス商会へ持って行け」と紹介状をくれる。

「一応善だから」というロールケーキ的なアレで、オーク軍の進路に当たるイエゾロ*2に寄って迫る危機を知らせることにする。
ジョ「まあ、うまくいけば多少は戦力をそいだり、足を遅らせる助けくらいにはなるだろ」
とか思ってたら、イエゾロの首脳陣は城門を閉め切り、オークが周辺の農村を荒らし回るのをそのままにするばかりか、「食料を差し出せば街に手出しはしない」というのを真に受けて食料まで差し出す始末

ジョ「おいお前ら。それ利敵行為だって理解してやってるんだろうなコラ」
イエゾロ「・・・それが何か?」

ふーん。あっそー。ふーん。



まあしょうがねえなそういうシナリオだからな!


というわけでイエゾロには急激に用も義理もなくなったので、しょうがねえのでドーマルとフリーダに現金を持たせて各港を回らせつつ、傭兵を雇って凪ヶ浦に立てこもることに。

平行してフールのテレポートでロムルスへ移動して伯爵夫人の書状を現金化。
すごくイヤそうな顔をする商人から2万gpをむしり取り、その金で兵士を雇おうとするも、「ロムルスは腐敗してるから兵士は雇えない」とかなんとか。

へー。
そらしょがねえな。ふはいしてるんじゃなあ(棒)。
そういうシナリオだからな!


この辺でそろそろジョバンニつーかプレイヤーがキれ、ロールプレイとか面倒くさくなってくる。


せめても自国の兵士だけでも回収するか、ということで、凪ヶ浦に戻って領主(父親)に事情を説明、翌日ロムルスに連れてって賄賂と人脈をフルに使わせ、海軍に出向していた凪ヶ浦の兵士を国に戻せるよう計らわせる。ついでに貧乏で傭兵くらいしか産業がないという南部で兵士を募らせることに。


まあ敵が女子供混じりの徒歩の軍勢にもかかわらず一兵も損なうことなく1ヶ月足らずで凪ヶ浦にやってくるばかりか途中で足止めする勢力もなく一方的に収奪されるでくの坊だけの土地柄なことはわかったので、次回以降は黙々とパワープレイヤーらしく振る舞うことに


端的には

・ぶっちゃけ一番やばいっつーかウザいドラウ術者暗殺。
わざわざ手紙とか送りつけてきてるのでそれ触媒にしてスクライング→テレポートで叩っ殺す。ルールレギュレーション的にアンティシペイトテレポーテーションは解禁されてないので誰も俺たちを止められないw
・あとは各個撃破で。
術者殺せばテレポートによる奇襲を防ぐ方法はありえない。適当にスクライで居場所探って一匹ずつ叩き殺す。
・オーク来たら凪ヶ浦引き払っちゃえばいいんじゃね? 
山上の砦に籠もるか、ありったけの船で沖合の島(現在開拓中)に避難して、オークの補給線伸びきるまで放置して各個撃破してやりゃいいんじゃね? 俺らが雇えなかった海兵をオークが準備できるとも思えねえし、そうなりゃヤバイのドレイクとヒドラ、あとキメラくらいだろ。迎撃の場所さえ選べばいけるいける。よその土地? 知るか

とか?
30日くらいあるらしいから、2日に1回テレポで殺しに行けば、奴らが到着するまでには主戦力の大半は片付けられんだろ。

まあ問題はジョバンニがキャラクター重視でサーベル二刀流とかしてるのでパワープレイに向いてねえという点だな。ああ。
殺して新キャラ作(以下略



なんかリプレイ書いてたら当日のむかっ腹を思い出した。
以下次号。




*1:噛みつきは殴打・斬撃・刺突全部の属性を持ってる。なんかわかったようなわからんようなルールw
*2:ヴェネツィア相当。船商による交易の街。でけえ上に金持ちの街。なので住民貴族の多くがデブ。

3 件のコメント:

dvamp さんのコメント...

いしかわさんもキレることがあるんですね…。
がんばってください…。

匿名 さんのコメント...

なんか途中までひどいけど面白かったんですが、GMさんもムキになってるんですかね。
自分ならキャンペーン投げてるわ…。
がんばってください。

いしかわ さんのコメント...

dvampさん

いえソレは誤解です。
いしかわはむしろキレっ早い人種なので、1年340日くらいキレてます。


匿名さん
まあ、こっちもムキになることにしたのでアイコってことで。
いままでロールプレイ的に遠慮してた下品なアレやナニを解禁したりとか。

返す返す、なぜ俺は二刀流剣士なのかと、それだけが心残りですw