2017年3月6日月曜日

【PF】多島海の海賊王 第8話:”杖”の秘密 ”女王”の秘密

11/21
ラケシタニアの寺院で無事蘇生を果たすも、その後遺症がわずかに残る*1われらが船長デニックス。
海賊連合の本拠地ら消したニアがサファグンに海側を包囲され、船や港湾施設が襲われる大ピンチのなか、緊急対策会議が招集され、黄泉帰り直後のデニックスも呼び出されることに。

***

船長 デニックス スレイヤー PL扇
主計町 アレクサンドラ ハーフエルフのアルケミスト PLL-Heart
航海長 ライルニス エルフのウィザード PL備前屋
砲術長兼船医 アマータ ハーフエルフのクレリック PLうら
書記 ソモサン モンク PLほりび
帆布長 カガン ノームのドルイド PLいしかわ

***



その間、前々回”仲間”にしたサファグンのディオニス*2に頼んで、港で倒したサファグンたちの首実検しつつ情報収集。

ディオニス「……こっちは近海の、こっちは割と遠くの海の部族のヤツっスね。
そもそもわしら、以前の赤竜の大竜巻で産卵地をズタズタにされたんで、遠洋の弱小部族とか、たまたま生き残れたもんの子孫しかおらんのですよ。
いまはその生き残りが赤竜いなくなった復讐を、てんで糾合しとるんですが、それも大した勢力ではなくて、『赤竜は海の中まで追ってこないんだからほっとけ』ってのが主流なんですわ。
ただ、こないだダンナ方が”魔女”のところで殺した連中、そういう穏健派の中心だった長老たちなんスよねー…… 
もしかして、止めるモンがいなくなって、出てきたんじゃないですかね。
ははは。」

全員「……」

カガン「……ま、まあ、ほっといても結局”魔女”がサファグン軍引き連れてきたのは一緒だし!」(スイミングアイしながら)

ソモサン「そ、そうそう! しょうがないしょうがない! ドンマイドンマイ!」(スイミングアイしながら)

そうこうする間にデニックスが会議から戻る。

カガン「おうお帰り。……なんか顔色悪いねw」
デニックス「うんまあ、いろいろ面倒ごと押しつけられてきたよw」

デニックスの話をまとめると

・サファグン襲撃当日、なんの備えもないところでかなりやばいところまで追い込まれたが、”摂政君”*3が赤竜形態で飛んできたのを見たサファグンたちが恐慌を来した隙を突いてどうにか追い払った。
・幹部連はラケシス様ご出座を願ったが、摂政君に退けられる。
・現在、嵐を起こす”杖”は使えない。直せるのは”書記長ラーディカ”のみ。
・ラーディカはこの街の評議員の1人だが、ここ30年ほど評議会に出席したことはないし、税も納めていない。にもかかわらず毎月の報酬は支払われているという謎の人物。
・アックロイはラーディカを人間「だった」と表現したwほか、摂政君より年上らしい。現在、連絡があるときは使いのスケルトンか幻影が送られてくるのみ。
・ラーディカは船で1日ほどの島に塔を建て、魔法学院を作り上げている。いまも定期便が出て物資のやりとりをしているが、島は暗礁に囲まれており、近海の海図を持たぬものは港にたどり着けないだけでなく、いつも暗雲に覆われており、船幽霊が頻繁に目撃されるなどするため普通の船は近寄ろうともしない。
・当然評議員も近寄りたくない&接触したくない。
・というところで、何も知らないデニックスがラーディカへの使者に選ばれた

ということのようだ。

カガン「……まあ、要するにいつもの貧乏くじってことな?」
アレクサンドラ「新参者はつらいのう。つらいのう。」
デニックス「言っててもしょうがない。サファグンの行動も読めないし、さっさと行ってさっさと片付けよう」

***

翌日出港して、半日ほどで件の島に到着。
船は沖に停泊して、ディオニスを水先案内に、メロスとセリヌンティウスwithはしけで暗礁を超える。
離れたところから見ると、噂通りの幽霊島っぽいカンジだったが、近づくと一変、急に晴れ渡り、清潔できれいに整えられた港町が。

ライルニス「なるほど、幻影で余計な客を追い払ってるのね」

船着き場でデニックスが評議員の印を見せると、管理官が丁重に出迎えてくれ、迎賓館に招かれる。

管理官「ラーディカ様にご用との由、諸事ございまして、3時間ほどお待ち願います」
カガン「3時間…… 日暮れまで待てってことねw」

その間、港や街を見て回るが、学生らしき若者が多く、肉体労働はスケルトンが受け持って、上手いこと運営されてる様子。

やがて時間になって、「魔術学院」の地下にあるラーディカの執務室に案内される。

ラーディカ「評議会からのお客ですって? 何十年ぶりかしら」

若い女が応対してくれる。赤い目と唇からのぞく牙。
どうやら一目でヴァンパイアとわかるが、当の本人はそれを隠す気もないようだ。

ラーディカ「あら……」
デニックス「……なにか?」
ラーディカ「いえ、ごめんなさい。知り合いによく似ていたもので。何のご用かしら」

デニックスが”杖”の修理の話をすると、ラーディカは怪訝な顔をする。

ラーディカ「”杖”って呼んでるの? でも、壊れてないわよアレ。もうラケシスがいないから使える人がいなくなってるってだけで」

カガン「ファッ?!」
ライルニス「ファッ?! いない?」

ラーディカ「ラケシスは30年も前に亡くなってるわ。最愛の末娘が冒険者に殺されたショックで心を病んで、やがて衰弱死したの。」

デニックス「……俺のこの忠誠心はw」*4

ラーディカ「ブローチの魔法の話? そういや最近何回かヒールしたけど、あれあなただったのね。それ作ったのは私。いまも遠隔メンテナンスしてるの」

デニックス「うへえ…… 」

ラーディカ「話戻すわね。だから”杖”を使えるようにするには、次の”使い手”を”杖”と同調させればいいんだけど…… いま私、この島を出られないのよね。その原因をなんとかしてくれたら、同調させることはできるんだけど……」

デニックス「……なんとか?」

ラーディカ「……あなた、私を裏切らないって誓える?」

デニックス「う…… スゲエ怖いw ……でも、はい……」
ラーディカ「良かった!」

GM「ラーディカが評議員の証に触れたとたん、これまでラケシスに感じていた謎の忠誠心が霧消したよ」

デニックス「おお!」

GM「で、かわりにその忠誠心がラーディカに向けられるようになったw

デニックス「ですよねーw」

ラーディカの説明にれば、彼女が不死となるために利用したヴァンパイアがまだ生きている可能性があるため、結界のあるこの島を出られないらしい。

ラーディカ「下手に結界から出ちゃうと、マスターヴァンパイアの絶対的な支配力で何でも言うこと聞くようにされちゃうと思うのよね」

デニックス「ははあ」

ラーディカ「何度か冒険者雇って退治しようとしたこともあるから、もしかしたら破壊されてるかもだけど、そんなバクチは踏めないじゃない? だから、件のマスター、アルバーが滅んでいるかどうか調べてきてくれないかしら」

デニックス「わかりましたなんでもします(うつろな目で)」

ラーディカ「実は、以前それを頼んだのってカシウス・メノルカってあなたにそっくりな人なんだけど、ひょっとしてご存じ?」

デニックス「カシウス?! うちの初代と同じ名前だ! 晩年、仲間と冒険に出てそのまま帰らなかったって聞いたけど、まさか……」

ラーディカ「ああ、じゃああなたのご先祖様かしら。やけに似てるな、とは思ってたのよ」

アレクサンドラ「アルバー……聞いたことがある(<知識:歴史>成功)。昔滅んだ国の、有名な暴君と同じ名前だなあ…… 人の生き血をすするとかって噂があったらしいけど……」
全員「あはははははは」

どうやら多島海の北の大陸にあるという、くだんの亡国に向かわないといけないようだ。
ラーディカに礼を述べ船に戻ると、デッキに豪奢な赤いドレスを纏った金髪の美女が。
言うまでもなく摂政君である。

カガン「うへえ。探り入れに来やがった……」

船長とともに船倉に入り密談。

漏れ聞こえてくる声では「母のことを知ったな?」とか「母無くとも、おまえは忠誠を誓ってくれるな?」「他のものは信用ならぬ、おまえを頼りにしておるぞ」など、強がってはいるものの、自分の危うい立場をよくわかっているセリフが。

カガン「……まあ、必死だよなー。まだYoung段階じゃあ、こっちがガチでかかったら殺られかねんもんなあ」

やがて会談を終えると、摂政君は赤竜の姿に戻って飛び去っていった。

デニックス「やれやれ、だ。まあ、まずは大陸に向かおう」

***

その後、20日の航海を経てテッサロニキの港へ。
多島海よりターク国に近く、それだけ備えも厳戒だが、人の往来が多い分賑やかにはなっている。

繁華街で情報収集してみるも、あまりよい情報は得られない。
なにせ、件の国は滅んでからかなり長い時間が過ぎており、現在は魔獣がうろつく地になってしまっているため旅人も少ないのだという。
古い伝承から、どうやらここから1週間ほどのシュティブ山にあたるということだけはわかったので、陸路の旅の準備を整え、ついでに馬を仕入れて出発する(12/12)。


12/16
山道でキマイラと遭遇(ランダムエンカウント)。
出会い頭でいきなりブレスで30点食らって馬を2頭失う。

さらに、グリッターダストで目つぶししたところに近寄ったデニックスが、かみつきクリティカル、かみつき、爪、爪の連打を(一発残さず50%ミスチャンスをかいくぐって!)食らってhp0になってブローチのヒール発動させてみたりしつつなんとか倒す。

カガン「……やっぱCR6なめたらいかんなー。キツいわー」

まあ、巣まで追跡できて、蓄えてた宝物を見つけられたのでよしとしよう。


12/19
今度は洞窟の入り口でケイヴジャイント3匹と遭遇。

再度グリッターダストで全員を盲目にするものの、GMが全くミスチャンスで攻撃を外さないw 
結局戦闘を通じて1回しか外さなかった。鬼か。

しかもCR6なのに凶暴性のおかげで実質hp84もありやがる。
殴っても殴っても死なない。うぜえ。
おまけにバトルアックスで1R2回殴ってくるし。
どないやねん。

ヒーヒーいいながら(そして付き飛ばしで崖下に落とされそうになりながら)どうにか撃退。

***

そしてその日の日暮れ前。
ついに半ば城壁の崩れた城を発見。
城壁はひびとツタに覆われ、どんよりと冷たい雰囲気に覆われている。

おそらくここがアルバーの城であろう。
というところで以下次号。



*1:PFではレイズ・デッドすると恒久的な負のレベルが2レベル付くようになったんだけど、負のレベルを解消するレストレーション呪文では「永続的な負のレベルは臭にレベル分しか直せない」と制限されているため、この時点では1レベル分の負のレベルが残っている。
*2:名前に特に由来はないけど、太宰治作の走れ何とかって話に出てくる悪逆非道の王様の名前がディオニスらしいよ? 名前に特に由来はないけど。
*3:赤竜ラケシスの娘の1人。現在母からラケシタニアの摂政を任されている。普段は金髪碧眼で赤いドレスを纏った超美人。
*4:デニックスは評議員の印(ブローチ)にかけられた魔法により、ラケシスに絶対の忠誠を誓うよう強制されている。

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