その3。ヒーローズハンドブック(HHB)中身編。
HHBは前述のとおり、最初の見開きでキャラクターの作り方を説明してるんだけど、ちゃんと中に詳細な説明がある。
【あたりまえだ】
んで、エルフ・ドワーフ・人間の3種族、クレリック、ファイター、ローグ、ウィザードの4職から選ぶ形になってるわけだけど、
クラスごとにちゃんとこんな感じで「どの能力値を上げとけばいいか」が書かれている。
つうか全員2番目に上げる能力値にしっかりConが選ばれてるあたり、手加減するつもりはないってことがよくわかって非常に楽しい。殺る気マンマンじゃねーかw
ま、それはともかく。
たとえば種族特性なら
こんな感じで特殊能力がまとめて書かれてるし、クラスにしても
こんな感じで「記入する場所」と「記入すること」がはっきりわかるように書かれているのが非常にわかりやすくていいね。
「書く」ところには鉛筆マークが書いてあったり、アイコンや記号でなるべく表記するように工夫してるなどといった配慮もよくできてるなーと思う。
ちなみにレベルアップするとこんなのを参照しつつ、必要なことだけを書き加えるだけでレベルアップ作業が終了するようにできている。
「追加すればいいところ」だけまとめて書かれてるので、ほとんど迷うことなく次のセッションに進めるだろう。
さらに、p33には各クラスごとに「職業ごとのおすすめ」の解説もある。
ローグならこんなかんじ。
そんなに広いスペースでもないのに、ちゃんと装備にまで言及されてるあたり、がんばってるなー。
さらに、技能や特技なんかは
こんな風に、修得できるクラスがアイコンとして示されてるので「どれ使えるの?」なんて迷う心配もない。
この形式、いいねえ。本編でもこういう感じにできないのかねえ。クラス多すぎて無理かなあ。
それから、呪文も下のように「うずまき(汎用呪文)」「どくろ(敵用呪文)」「ハート(仲間用呪文)」と区分されたアイコンがつけられ、さらに呪文の記述も大幅に縮小されている。
とまあ、徹頭徹尾「わかりやすい」という点に意識が置かれた作りになっているにもかかわらず、ちゃんと5レベルまでのPCが作れて、しかも呪文や技能、特技もそこそこ選んだPCが作れるなど、初心者から中級者にかけてのレベル帯をしっかり遊べる作りとなっている。
ちゃんと3レベル呪文にはファイヤーボールもあるよ!
んでは、そうした冒険を遊ぶためのルールはどんな風な変更が?
ってあたりはその(4)で説明しよう以下次号。
『HacKClaD.DeltA/ハッククラッドデルタ』レビュー【リプレイ】
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16 時間前
4 件のコメント:
coreruleもこの表記にしてくれればいいのになあ
ねー。アイコンとはいわないまでも、とれるコアクラスくらい書いといてくれればラクなんですが-。
>真、それはともかく
もしかして:誤字モカ
……違うよ、全然違うよ。
それは、ほら、アレだ。友人の真(まこと)くんに呼びかけただけであって。
うん、あのー、アレだ。
その記事書いてるときに真くんがじゃましてきてだね。
ああ誤植モカだよくそ!
ごっつあんでーす! ギャー!
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