2010年2月18日木曜日

【PF】クレリックの領域能力調べてみた(2)

こないだ……ってもう1月以上前か。
の続きー。

■狂気の領域
狂気の幻影(
擬呪)☆:あなたは近接接触攻撃として狂気の幻影をクリーチャー1体に与えることが出来る。攻撃ロール、セーヴィングスロー、技能判定の中から一つ選ぶ。対象はクレリック・レベルの1/2(最小1)のボーナスを選ばれた判定に得、選ばれなかった他の2つの判定に同じだけのペナルティを受ける。効果は3ラウンド続く。
狂気のオーラ(超常):レベル8の時点で、あなたは半径30フィートの狂気のオーラを1日クレリック・レベルに等しいラウンドの間放つことが出来る。このラウンドは連続である必要はない。オーラの範囲内にいる全ての敵は難易度10 + クレリック・レベルの1/2 +【判断力】修正値の意志セーヴに成功しない限り、コンフュージョンの効果を受ける。効果は対象がオーラの範囲を離れたり、オーラが切れた時に切れる。意志セーヴに成功したクリーチャーは、このオーラの効果を24時間の間受けることはない。

・・・さすが「狂気」。どっちも狂ってる
1レベルの方も戦闘中に「じゃお前3R間、技能+2でセーヴと攻撃-2な。」とか言われたら悶絶するわー。


■魔法の領域
従者の見えざる手
(超常)☆:あなたは持っている近接武器を飛ばして敵を攻撃させた後、即座に手に戻すことが出来る。標準アクションで、射程30フィートで一回の攻撃を行う。この攻撃は投擲武器による射撃攻撃として扱われるが、攻撃ロールには【敏捷力】修正値の代わりに【判断力】修正値を使う(ただしダメージは通常通り【筋力】による)。この能力によって戦技を試みることは出来ない。
解呪の手(擬呪):レベル8で、あなたは近接接触攻撃として対象型のディスペル・マジックの効果を発動させることが出来る。この能力はレベル8で1回使え、レベル8を越える4レベル毎に追加で1回使える。
うぉ、ウィザードのアレとおなじか。>見えざる手
後者は地味に強いなー。回数が微妙に少ないが。

■高貴の領域
鼓舞の言葉
(擬呪)☆:標準アクションで、あなたは30フィート以内のクリーチャー1体に向けた鼓舞の言葉を発することが出来る。対象は攻撃ロール、スキル判定、能力値判定、セーヴィング・スローに+2の士気ボーナスをクレリック・レベルの1/2(最小1)ラウンドの間得る。
統率力(変則):レベル8の時点で、あなたは《統率力》 のボーナス特技を得る。さらに、あなたが神格の(いない場合はなんらかの聖なるコンセプトを)教義を支援する限り、統率力スコアに+2のボーナスを得る。

鼓舞の方は回数制限無しか。効果はまあまあだけど、対象が1体なのは微妙かなー。
後者は《統率力》 がもらえる。豪快。しかもスコア+2。かなりタチ悪いことになりそうな予感。




■植物の領域
樹木の拳(超常):フリー・アクションであなたの手は木のように硬くなり、小さなとげに覆われる。この間、あなたの素手打撃は機会攻撃を誘発せず、致傷ダメージを与え、クレリック・レベルの1/2のボーナスをダメージに得る。この能力は一日に3+【判断力】修正値ラウンドの間使うことが出来る。

(自分だけスパイクス)来たか。
モンク-クレリックの時代なのか? グラップルされたりしたら悶絶する。





■安息の領域
穏やかな休息(擬呪)☆:あなたが近接接触攻撃で触ったクリーチャーは倦怠感に満たされ、1ラウンドの間よろめき状態になる。既によろめき状態であったクリーチャーは、代わりに1ラウンドの間眠りにつく。対象がアンデッドの場合、【判断力】修正値ラウンドの間よろめき状態になる。
死への守り(超常):レベル8の時点で、あなたは半径30フィートの死から身を守るオーラを1日クレリック・レベルに等しいラウンドの間放つことが出来る。このラウンドは連続である必要はない。オーラの範囲内にいる生きているクリーチャーは、全ての即死効果と生命力吸収、そしてなんらかの負のレベルを与える効果を受けない。この効果は対処が既に得ていた負のレベルを取り除くことはないが、対象はこの効果を受けている間負のレベルによるペナルティを受けることはない。

領域呪文
:1Lv--デスウォッチ、2Lv--ジェントル・リポウズ、3Lv--スピーク・ウィズ・デッド、4Lv--デス・ワード、5Lv--スレイ・リヴィング、6Lv--アンデス・トゥ・デス、7Lv--デストラクション、8Lv--ウェイブズ・オブ・イグゾースチョン、9Lv--ウェイル・オブ・ザ・バンシー



領域呪文がかなり残念な感じだが、その分パワーはいいカンジ。
これアンデッドも寝るのかね?
「よろめいたクリーチャーはそのラウンドの間移動アクションか通常アクションのいずれかしか行うことができない」だそうで。つえー。




■力の領域力の招来(擬呪)☆:標準アクションで、あなたは触った対象の筋力を大きく増加させる。1ラウンドの間、対象はクレリック・レベルの1/2(最小1)の強化ボーナスを近接攻撃ロール、【筋力】を用いる戦技判定、【筋力】を用いる技能判定、そして【筋力】判定に得る。
神々の力(超常):レベル8の時点で、あなたは一日クレリック・レベルに等しいラウンドの間、クレリック・レベルに等しいポイントの強化ボーナスを【筋力】に得る。このボーナスは【筋力】を用いる技能判定、そして【筋力】判定にのみ有効である。このラウンドは連続である必要はない。
領域呪文:1Lv--エンラージ・パーソン、2Lv--ブルズ・ストレングス、3Lv--マジック・ヴェストメント、4Lv--スペル・イミュニティ、5Lv--ライチャス・マイト、6Lv--ストーン・スキン、7Lv--グラスピング・ハンド、8Lv--クレンチド・フィスト、9Lv--クラッシング・ハンド

「招来」の方はダメージに修正来なかったり、「神々の力」は自分だけでしかも戦闘に使えなかったりと微妙な感じ。領域呪文はかなりいいカンジなんだけどねえ。


■太陽の領域
太陽の祝福(超常):正のエネルギー放出でアンデッドにダメージを与える際、クレリック・レベルを与えるダメージに加える。さらに、アンデッドはそのエネルギー放出への抵抗をセーブに加えることが出来ない。
後光(超常):レベル8の時点で、30フィート半径の後光を1日クレリック・レベルに等しいラウンドの間放つことが出来る。このラウンドは連続である必要はない。この効果はデイライトの呪文と同様の効果がある。さらに、範囲内のアンデッドは範囲内にいる間毎ラウンドクレリック・レベルに等しいポイントのダメージを受ける。[闇]の呪文や擬似呪文能力は、範囲内に持ち込まれた場合自動的に解呪される。

相変わらずのアンデッド殺しっぷり。非アンデッドには役に立たないけど。
後光はダークネス対策にはいいかもねー。



■旅の領域あなたの基本移動速度は10フィート上昇する。
敏捷な足(超常)☆:フリー・アクションで、あなたは自分の機動性を1ラウンドの間高めることが出来る。次のラウンドの間、あなたは全ての移動困難な地形を無視し、そこを通っても移動にペナルティを受けない。
次元渡り(擬呪):レベル8の時点で、あなたは移動アクションで合計クレリック・レベルにつき10フィートの距離のテレポートを行うことが出来る。このテレポートは5フィート単位で行わなければならず、機会攻撃を誘発しない。また、目的地に視線が通っている必要がある。あなたは他の同意するクリーチャーを一緒に運ぶことも出来るが、それぞれのクリーチャーにつき、移動距離を同じだけ消費する。

効果は変わったが、相変わらず超つええ。移動困難無視とかミニテレポとかもう。
つーかさらっと移動速度が10ft増えるとかアホかと。


■欺きの領域
〈はったり〉、〈変装〉 、〈隠密〉がクラス技能となる。
写し身(擬呪)☆:あなたは移動アクションであなた自身の幻の分身を作り出すことが出来る。この分身は単一のミラー・イメージとして機能し、クレリック・レベルに等しいラウンドか、解呪されたり壊されたりするまで持続する。同時に2つ以上の写し身を持つことは出来ない。また、この効果はミラー・イメージの呪文と累積しない。

無限ミラーイメージ。GM的にはやられてみると意外とイヤでした。
50%ミスチャンスと同じだもんねえ。
クラス技能が増えるのも地味に強い。PFでは特に。
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目に付いたのはこんな感じー。

恐ろしいのは多くがセーヴもへったくれも効果を発揮する点。
とりあえず接触が当たれば仕事になるっつーのはかなり強い。
特に状態異常系。泣ける。


ちなみにピックから漏れた大半は「接触遠隔で1d6+Xダメージ」 。
遠隔接触でも特技に乏しいクレリックにはちょいとつらいんじゃよー。
《精密射撃》 とかは狙ったビルドでないと取れないよねやっぱり。
嵐の領域とかスゲエかっこいいんだけどなー。
効果もイケてるし。

ちなみに全データはこちら。PRDだけど。
http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/30.html

3 件のコメント:

朋 さんのコメント...

高貴の領域の鼓舞の言葉は罠解除みたいな判定にも使えるので、少しレベルが上がれば便利かなと。
旅の領域強いですよねー。
基本移動力+10ftはどうみても反則な気がします。
まぁ、1レベルから遠隔回復できるようになったので、よっぽど差は小さいとは思いますが。

全体に近接接触攻撃関係はセーブ不可なので強いとは思いますが、鎧が薄くなっている上に回復のために前に出なくなったので、出番がどれくらいあるのかプレイしてみないとわからないですね。

朋 さんのコメント...

鼓舞の言葉は回数制限ありましたね。

ふと思ったのですが、前衛クレリックは武器に盾に聖印にと持ちたいものが多すぎて、近接接触攻撃をするために片手を空けるのが厳しいのですが、皆さんどうしているのでしょうか。

いしかわ さんのコメント...

>鎧が薄くなっている上に回復のために前に出なくなったので

やーそれが、実際やってみると旅の領域持ちが回復の傍らdazeとかatk-2とかひょいひょい入れてくるんでウザいことこの上ないんですよこれが。

あと「呪文の接触は手ならどこでも」という記述を信じて、いしかわは武器とか聖印握りしめた手で触れてます。
あとは「聖印を持たないとダメ」ってもんでなければ「首から提げたのに武器持った指先で触れる」と言い張り系で、とか武器持ちたいときはバックラーで、とか。