地獄の黙示録牧場 第15回

実は第15回はいしかわが本業地獄まっただ中で参加できなかったのだが、梅酒さんが代打ちしてくれた。

だけでなく、「いつも読んで楽しみにしてくれてるひとがかわいそうだから」とプレイレポまで書いてくれた。
なんという慈愛の心！

ということで、せっかくだからご本人の許可をいただき、ついでにドーマルの中の人の記録とかから情報補足したりいらんこと追記したりとかしつつ掲載ー。

梅酒さんマジありがとう！


ジョバンニ坊ちゃんの中の人がお休みだったらしい牧場地獄の黙示録物語に代打で参加させていただきました。
今回は地獄の黙示録って程の惨劇はありませんでしたよ。
 タイトルは石川さん代打の為です♪




「まほうなんてやめるんだー」とか言いながらセッション開始 。


カマロッチやラーヴィスと別れたポータルの出口は真っ暗な遺跡だった。
明りをつけて見ると通路の幅は15ft。行き当りのT字路には砕け散ったエルフの石像がある。
…色々嫌な想像が頭をよぎるけど、魔法のことはよく解らないので先に進むｗ


左右に分かれているので、ジョバンニが「正しい魔法の使い方を見せてやる」とノンマジカルなオーギュリィワンドを使用（*1）。


告げに従い左へ。
すると砕けたエルフの石像が延々と転がってるのが続いている。
魔法のことはよく解らないけど、ものすごく不吉な予感がしたので一旦戻るｗ


少し悩んでT字路を右に曲がると、
砕けた石像の元っぽい、つまりは砕けてない石像3体とこんにちは。
すごくリアルな石像で、戦士2体と魔法使い1体は「止まれ！」「武装を解除し投降しろ！」とか言ってくる。


んー、問答無用でんなこと言われる筋合いは無いんだが…と思いつつ、先行していたドーマルが武器を捨てて投降しているので口には出さず。
すると、ドーマルはすばやく手足を縛られ、魔法使い像の方に引きずられて行くではないですか。


ドーマル「いつまでこうしていればいいんですか」
石像「取り調べが終わるまでだ！」


ここは生きているものがいない漆黒の暗闇。
取り調べとやらがはじまるころにはドーマルが塵になっているかも知れぬということで、殴りあって打ち解けることに。
DRじゃなくて硬度8でなんでも止める石像さんとは、サーベル両手持ちで固定値を上げてからなら判りあえました。
ちなみに捕まってたドーマルはブーツ・ブレードですばやく脱出、即参戦。エローイ。


しかし、その通路の奥にさらなる石像がいるのがチラ見できたので、友情を育んだ石像の破片を後に、やっぱり戻る。


ジョ「なんだ、俺のオーギュリー正しかったやん」


ということで、先に見に行った通路の方へ進むことに。


しばらく進むと、壁にエルフ語で寄せ書きが。
エルフの血を引くフリーダに読んでもらうと、「地下要塞から逃げ出したエルフの一団がこの迷宮にいる石像共を打破するために、この先にある守護者の証を手に入れて帰還しようとした。ここまで来た証として自分達の名前を壁に記していた。しかし、守護者には敵わず破りここに眠る」ということのようだ。
また、「合言葉を知らなかったので大変だったが、最奥部にあるはずの王の装備を手に入れれば、ガーディアン達は言うことを聞くだろう」などと書かれていた。


ああつまり、これから守護者と対戦ですねわかります。


ということで、通路の奥の扉へ。
一面がステンドグラスで飾られて輝いている広間には、無数の壊れた石像と古びたエルフの死体、そしてまだ「生きて」いる石像3体。


おお、なんだ3体なら！
と勇んで広間に突撃したら、ステンドグラスが突如動き出して奇襲。


ですよねーｗ


ステンドグラス・ゴーレム(MM2所載)2体はDR持っててタフなうえ、再生能力持ち。
UZEEEEEEE!


とはいえなんとか倒し、守護者の持っていた王の証を手に入れる。


エルフ王の鎖帷子（+2ミスラル・チェインシャツ・オブ・カリスマ+4）
豪華な装飾の施された矢筒（クゥエイバー・オブ・アローナ、+1オークベイン・コンポジットロングボウ（+1）と各材質の矢20本づつ）
はやぶさのけん（+1オークベイン・レイピア、特殊効果：標準アクションで2回攻撃可能（！））
+1錬金術銀レイピア
ロッド・オヴ・エルドリッチパワー（ハンマーブラスト）
木の葉の形をしたプラチナの貨幣30枚


この木の葉の貨幣は通行証代わりになりそう。
さっそくジョバンニ坊ちゃんにエルフ装備をセット。
強いぞジョバンニ、光るぞジョバンニ、かっこいいぞジョバンニ。


あまりのカッコよさに石像も平伏、どうやら彼らの仕える王と認識したようで、30体ほどがジョバンニに付き従う。
さっそく剣を抜いてカッコつける。
「いざ出陣だ、者どもついて参れ！」


洞窟を抜けると、そこは谷の中腹にある洞窟。ここから街までは目と鼻の先だ。
ということで、石像をつれて凱旋してきた一行をイザベレッラ嬢に、がジト目と悪口雑言でお出迎え。


あ、カマロッチとラーヴィスも無事帰還できたそうです。インヴィジビリティ強ぇ。


そのあとはなんだか今後の方針がPTとして不安っぽいので会議の時間(*2)。


とりあえずテレポーター経由で再度仮神殿を襲撃、というプランをたて、ディヴィネーションでお伺いをたててみた。なんかお問い合わせ先の神格が混沌と欺きの神オリダマラ手当たりに一抹の不安を抱きつつ、まあペイロアハイローニアス(*3)とかコード(*4)とかよりはマシだろうと割り切ってディビる。


が、神様からは『砦を落として、実力をつけてから挑むが吉』と存外まじめな答えが来たので、今度は砦の襲撃プランをたてることにした。


へへぇ。と一同平伏して、次回はきっと砦を攻略～。


（いしかわ感想）
……なんか俺がいないときに限って手を返したかのようにお宝が山盛りでてるような気が。
ドンマイ。
どうしても砦をヤらないといけないのは間違いないっぽいので、次回は守りが手薄で安全そうでお宝を大量に蓄えてそうな砦を選んで攻略かなー。
【そんな砦はねえ】



*1)道の中央にノンマジカルワンドを慎重に垂直に立て、そっと手を離すことで、真の魔力に導かれたワンドが正しい方向を指し示す。その的中率は、二股の道でなんと50%、三叉路なら脅威の33.3%であると言われている。
*2)ドーマル氏はこの時の会議の様子を「坊ちゃんはこれまでと人が変わったかのようにやれ砦を焼き討ちしろだの農作物を収穫される前に焼き払えだの物騒な事を口走っていました。ええ、まるでなにかに取り付かれたというか……まるで中の人が変わってるみたいでしたね」と語った。つまり次回砦を焼き討ったり農作物を虹色の雨で滅ぼし尽くしたり、オークの定住村を女子供一人残さず根切りにしたとしても、それはこのとき決まったことであり次回以降の中の人のせいではないということをここに明記しておきたい。
*3)中立にして善の神にして、栄光、太陽、知識、治癒の守護神。信徒はモヒカン刈り。たぶんみんなみんなクラスの女子に出したラブレターを晒されたとか学校でうんこしてるところを見つかったとかの過去のあるドワーフなんだな、ああ。クソマスター管理下でこの神に質問すると、たいてい「悪を討て！　正面からだ！　大丈夫！　善を信じる強い心があれば！」とかしか言わない。
  ※n-alさんに指摘され修正。ギャワー１モカごっつあんでス！
*4）混沌にして善の神にして、混沌、善、力、ハルク=ホーガンの守護神。ケンカの強い信者は死後彼の住まいに招かれ、毎日PRIDEとか男祭りみたいな事をさせられたり一晩中飲み会で先輩信徒の自慢話を聞かされ続ける。なにこの無間地獄。クソマスター管理下でこの神に質問すると、たいてい「よし、殴れ！　正面からだ！　大丈夫！　力こそパワー！」とかしか言わない。