2016年6月23日木曜日

【投稿】月刊レムレイ 正しき勘定 

今月の月刊レムレイはクリフハンガーから。


正しき勘定 The Proper Count
Eric Haddock
http://dnd.achoo.jp/4thcage/pathfinder/pf_top.html#scenario


海岸沿いの2つの漁村、転岩村と呻吟町と縁の深いノームの灯台守ペリ・ウルサーンが姿を消した。
ペリを心配する漁民たちは、灯台のそばに現われたサーペントが怪しいと言うが……

3章構成のClifhangers Adventureで、3eからのコンバート。
7レベル4人向け。
(元ファイル:http://www.wizards.com/dnd/article.asp?x=dnd/ch/ch20010226b


クリフハンガーには珍しく、舞台がグレイホークの東海岸と決められてるけど、まあ海のそばならほぼどこでも応用できると思われます。

サーペントとの遭遇を経たPCは、灯台に遺された謎に出会い、それを解決すべく塔を調べるという3章構成で、クリフハンガーにしてはボリューム多め。ちょうど1日分くらいにはなるんじゃないかしら。

仕込まれた謎ギミックと、それがある理由なんかがけっこう楽しいので、GMの君はレッツプレイ!


レムレイさんありがとう!
 

2016年6月12日日曜日

【PF】”多島海の海賊王” 第1話 はじまりのはなし 

3年越しでプレイしていたプレイレポート絶賛サボり中のkingmakerもついに終わり、ゆずる氏からのご褒美として次のキャンペーンのプレイヤー参加権を得た俺は、喜び勇んでキャラメイキングを開始する。

今回の能力値決定法は4d6から3つ選ぶx6回か。
どぅーれ。

13, 12, 9, 12, 16, 13


……ぉ、ぉぅ……。


せっかく微妙な能力値に生まれついたので、ここはとことん微妙なセンを突いてみよう、ということで、ノームかつドルイドにしてみることに。


***

我が名はカガン。
血族全てを失い、環状列石を守ることを一生の使命と定めたドルイドに育てられた私は、いつしか環状列石に秘められたルーンとレイラインの力を読み解き、その力を魔力に還す術を身につけた。
人は私を”メンヒルの碩学”と呼ぶ。

やがて時が過ぎ、高齢となったドルイドが姿を消して後、私は旅に出ることにした。
レイラインを追い、力の根源を求める旅に。我が"父"の足跡を追うために。我が生い立ちを知るために。

数年の旅の後、数奇な巡り合わせから、私は多島海の海域を支配下に置く海賊船に乗り合うことになる。
海賊とは言い丈、火山島に住まう巨大な赤竜の許しを得て、30年以上前から海域の通行料を代償に商船を守っているというその働きも嫌いではないし、我が星読みと、レイラインに基づく方位学は航海の助けとなる。
”仕事”にあわせて大海を西へ東へと渡るのも、レイラインを追い、環状列石の秘跡を明らかにしたい我が目的にも合致した。格好の仕事場を見つけたと言うことだ。

そんな平穏といってよい暮らしは、しかしある日を境に大きな変化を迎える。
最近多島海に現われたターク国*1のホブゴブリン兵の満載されたガレー3隻を撃退した際、我が船の船長が戦死され、ご子息であるデニックス殿が跡を継がれたその日から。